待望の新城幸也選手CX-ZEROインプレッション
2014年12月中旬、都内にてコルナゴCX-ZEROをインプレッションしていただきました。チームヨーロッパカーの2014シーズンでは悪路を含むクラシックレースで投入済み。チェーンステイを独特な弓なりの形状で振動を吸収し、数mmほど長さを伸ばすことで後輪のトラクションを逃がさない設計となっております。
©colnago.com
通常販売されているモデルのコンポーネントはSHIMANO105仕様とULTEGRA仕様。
※写真は105仕様
新城選手が所属しているチームヨーロッパカーではカンパニョーロをメインコンポとして使用していることから、限りなく同じフィーリングを求めるため組み換えをいたしました。
2014ツール・ド・フランス第5ステージ(石畳を含むステージ)にて実際に使用。
© ASO/B.Bade
「インプレッション用のマシンなのでポジションが完璧に私に合っているという状態ではなかったのですが、その乗りやすさと扱いやすさは乗ってすぐに感じました。まず、あげられるのはフレームの軽さ。軽量フレームはほかにもたくさんありますが、このCX-ZEROには嫌な硬さや、癖が無なく、コントロールしやすいので、女性の方にもかなりお勧めです。ポジション的にもハンドル(ヘッド)が高めなので、ビギナーの方にも楽なポジションで乗りこなせる本格バイクだと言えますね。」
©Miwa IIJIMA
©Miwa IIJIMA
「実際にクラシックレース、フランドルやパリ〜ルーベなどでCX-ZEROを使用したチームメイトたちからも『悪路でも良く進む』と好評価を受け、過酷なレースの中でも乗りやすさが実証されているフレームで、コストパフォーマンスも魅力ですから、レースのレベルや体系に関わらず、どなたでも乗り味を楽しめる1台です。」
短いコメントですが、実戦で投入しているからこその説得力があると感じますね。
新城選手は現在タイにて自主合宿中で連日200kmを乗り込んでおり、V1-rもトレーニングで使用しているとのこと。
2015シーズンはさらにパワーアップした走りをファンの皆様に魅せてくれることでしょう!